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学士論文(2011年以降)


佐藤龍昇,”Gen2v2 RFID対応サプライチェーンにおいて見かけ上正規なタグを用いて必要なダミータグ数を低減する安全な鍵配送方式,"2016年3月.

2016/04/04 23:39 に Alisa Arno が投稿

サプライチェーンとは,モノの原材料配達から製造,販売までを1つのシステムとして捉えたもので,ある企業内だけでなく,複数の企業を含めて効率化を図ろうとするものである.近年,このサプライチェーンをRFIDで効率化することが注目を集めている.商品に貼付けられたRFIDタグの,大きな記憶容量,長い通信距離などが在庫管理,品質管理,会計処理などを効率化する.RFID導入で高い効率性が得られる一方で,通信距離の特性を悪用した攻撃者によって,RFIDタグの情報が不正に読み取られ商品の偽造などにつながる可能性がある.これに対して,RFIDの規格Gen2v2では,タグの隠したい情報に対してアクセスキーを設定することで,キーを持つ正規の事業者のみがこの情報を得られる.ここで,キーの安全な配送が課題となる.従来方式では,Shamirの秘密分散を用いてタグのアクセスキーをshareに分割し,さらにダミータグを同梱して発送する.攻撃者は目視でこれらを区別することができず,アクセスキーを得ることが困難になる.しかし,従来方式では.発送商品数が減少するほど,必要なダミータグ数が増大するという問題がある.これに対して提案方式では,商品数がある閾値未満の時に,見かけ上正規なタグを用意することで,みなし商品数を増大させる.これにより,必要なダミータグ数を低減し,さらに商品数1個からでもアクセスキーの秘密分散を可能とした.シミュレーションにより,最適な閾値を求めた後,余分に用意するタグ数 (見かけ上正規なタグ数とダミータグ数の合計)が低減することを示す.

酒井健治朗,"モバイルシンクを用いたWSNsにおけるネットワーク分割による消費電力削減データ収集方式," 2016年1月.

2016/03/29 0:21 に Alisa Arno が投稿   [ 2016/04/04 23:36 に更新しました ]

最近のWSNs(Wireless Sensor Networks)では,データパケットの伝送パスや,センサの消費電力の削減と負荷分散のために,観測領域内で固定されずに移動するモバイルシンクの利用が注目されている.その中でSinktrailという通信プロトコルは,過去にセンサがモバイルシンクから受信した制御情報パケットのホップ数の変化から,シンクの軌道を予測した上で,データの送信先のセンサを決定できるのが特徴である.しかし,頻繁に制御情報パケットをネットワーク全体にフラッディングし,またシンクから遠く離れたセンサまで制御情報を送信し,その後データを送信させるために,非常にネットワーク全体の消費電力が大きくなってしまう問題がある.そこで,センサネットワーク領域を細かく分割し,各領域においてシンクが存在する場合にのみ,その領域内の全センサが通信するという手法を提案する.シンク周辺のセンサのみが情報を通信することによる伝送パスの削減をすることで,ネットワーク全体の消費電力量を削減するデータ収集を実現する.計算機シミュレーションによって,各センサの平均消費電力量,各データのシンクまでの平均伝送パス,シンクに到着するまでにかかる遅延時間を評価することで,提案方式の有効性を示した.

倉田実歩,"IP電話環境において媒介中心性を用いた迷惑電話検知手法," 2015年1月.

2015/11/05 22:13 に Takumi Matsunaga が投稿   [ 2015/11/05 22:13 に更新しました ]

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